柏餅作り

sachika

2010年04月30日 21:05

 実家で柏餅作りをしました。普段は両親二人で住んでいる実家に私と娘二人、姉夫婦、もう一人の姉とその子どもたち二人、そして日本語教師をしている義兄の教え子のお兄さんたちが3人加わり、とても賑やかな一日となりました。
 柏餅粉にお湯を加えてよく混ぜ、生地をこねて丸めてから平らにし、餡子を入れて縁をつまみます。それを柏の葉ではさむようにして、蒸し器で10分ほど蒸したら出来上がり!毎年、裏庭の柏の葉を使うのですが、今年は天候のせいでしょうか、まだ葉が小さかったので家の葉は使えませんでした。こんなところにも天気の影響が!
 義兄の教え子は日本の会社で働きながら技術を学んでいるというインドネシア人が二人、市内の公立高校でALTをしているアメリカ人が一人でした。インドネシアにも柏餅に似たお菓子があるそうですが、餡子はココナッツを使ったもの、葉っぱはなんとバナナの葉だそうです!トロピカルな感じですね・・・おいしそう!
 イスラム教徒は食事で食べられないものがあり、お昼に出すものに母は悩んでいましたが、おにぎりやうなぎなどどれも好評でした。柏餅もみんな喜んで食べてくれました。食後は子どもたちと庭でお花見ごっこをしたり、オセロゲームで対決したり、大人はおしゃべりをしたり・・・。それぞれ楽しみました。お兄さんたちは子どもたちに引っ張りまわされて(?)疲れたかもしれません。みんな優しくて、子どもたちは大喜びで遊んでもらっていました。子どもたちは相手が外国人だろうが、まったく物怖じせずに普通に遊ぶものですね。柔軟でいいなと思います。
 「次は、お餅つきに!」と約束をして帰っていきました。インドネシアのお兄さんは遊んでいる時はごく普通の若者という感じだったのに、非常に礼儀正しく、ていねいな挨拶をして帰っていったことが印象的でした。イスラムの教えを日本でも忠実に守り、職場でも毎日の礼拝を欠かさないと言う話を聞きました。とても好感が持てて、話が出来てよかったなぁと思いました。そういえば、インドネシア人と親しく話したことは初めてだったかもしれません。
 大人も子どもも楽しい一日でした。


母の作品。アンスリウムは肌色っぽいものもあるのだと初めて知りました。華やかで、なかなか素敵でした~!

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